おはようございます。リーマンです。
今日は私が熟読した「夫婦・カップルのためのアサーション」についてお話します。
自分の気持ちを分かってくれないパートナーや、気遣うあまり自分の意見を言えない自分・・・色んな方がいると思います。
ではどうしたらいいのか・・・
それらについて書かれている本です。
まずアサーションとは、
「自分も相手も大切にする自己表現」です。
日本人は協調性を大事にする傾向が強く、自己表現を抑える傾向が強いのです。
本心では思っていることを周りを乱したくないが故に我慢を募らせるのです。
ここで大切なのは相手の意見を大切にしながらどう自分の意見を大切にする表現をするかです。
かつての私は、自己表現を全くしませんでした。
非主張的な自己表現といい、夫婦間での葛藤を避けるために自分の気持ちを抑え込み
何でも奥さんの意見に合わせてきました。
休日に出かける場所。子育ての在り方。一緒に生活をする上で直してほしい所。。。
全て自分が我慢をすれば解決するものだと思いました。
それでは何故非主張的な自己表現になってしまうのか。
私の場合、原因は幼少期の家庭環境です。
私の両親は現在とても仲はいいのですが、自分が小学生から中学生ぐらいまでほぼ毎日言い合いをするほど喧嘩をしていました。
お互い話も聞かず自己主張が激しい両親でした。
それを見ていたから争いを避けたいと思う気持ちが強くなったのです。
こんなに争うくらいなら自分の意見なんて言わない方がマシ。
そう思うようになっていたのです。
これこそが非自己主張になったんだと感じました。
自分で過去を振り返り見つめ返さない限り見えてきません。
必ず原因があります。そこまで深堀して下さい。
決して両親のせいにするつもりはありませんし、両親が自分の意見を主張してきたからこそ今はとても仲が良いのだと思います。
幼少期は表面的な部分しか見れなかったのですが、意見のぶつかり合いの中でも、
互いの意見を尊重しながら家庭を創ってきたのだと今になって気づいたのです。
では非主張的な人がどのようにして自己表現をしていくのか。
まずは「誰でもパートナーに自分の気持ちや考えや欲求を表現してよい」を自覚することです。
夫であれ妻であれ、働いていようと働いていまいと、一人ひとりが人間として尊重され自己表現をしていいと自覚することです。
自分の意見なんてどうせ聞いてもらえない、稼ぎが少ないしいえる立場じゃない・・・などパートナーに対する劣等感、罪悪感、引け目や負い目があり自己表現の権利を放棄しているかもしれませんが、互いに対等な立場で表現できる権利があると頭に入れておきましょう。
それではどう自己表現をするか。
「I messeage で伝える」
私は~、僕は~主語である自分を意識してパートナーとコミュニケーションととることです。
英語では必ず主語を使いますが、日本ではこの主語が省略されがちです。
また、「どうでもいいことなんだけど~」「気にしてないんだけど~」という様な伝え方で自分の気持ちや欲求を遠回しに表現することがかえって自分の気持ちや考えがつたわりにくくしています。
前置きをせず「私は~思う」「僕は~思う」を意識して伝えましょう。
例えば奥さんが物を散らかすことに対して、自分が片付ければいいで終わらすのではなく、「僕はもう少し部屋やを綺麗に保ちたいと思っている君はどう思う?」と伝える。
ここまで硬くなくていいですが、これこそが相手も自分も大切にする自己表現だと思います。
この小さな自己表現こそが一人の人間として自分を大切にし、表現する事なんだと思います。
毎日をI messege で表現する必要はないとは思いますが、時には意識して使うことで互いの葛藤に誠実的に向き合う事ができるかもしれません。
実践して頂けると嬉しいです。
この本で学んだことは他にもあるのでまた書こうと思います。
気になった方は是非読んでみてください。
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